思い出があるボードだから飾っておきたい。
もう一度綺麗にして乗ってみたい。
フリマや、オークションでで転売したい。
そんなご要望が多かったので、自分でやってみました。
何年か乗ったロングボードのフルレストアです。
樹脂の黄ばみや、 デッキレールの修理箇所も多く
ボトムやデッキがボコボコになってたり、
適当にリペアした箇所が多くて…。
ロングボードは、ショートと違い、もともと厚めにラミネートされているので、
ホットコートや、一層目のクロスを少し飛ばしたとしても
サイド、ラミネートを施せば、ある程度の黄ばみや凹みも綺麗に修正できます。
今回はストックボードでレストアをしました。
先ずはサンディング
さほど傷んだボードではありませんが、
ボトム側のの凹みが多く
レールに修理箇所がいっぱいです。
両面、仕上げ樹脂をサンディングして、
クロス目が出るまで削り取ります。
もっとキレイに仕上げるならクロス一層分はがすと
黄ばみも大分減りますが
ディケールがなくなる恐れがあります。
このボードはディケールを無くすと価値がなくなるのでここまでです!
ちなみに、表裏一層分クロスを剥がして
新規のディケールをいれて、一層分新規にクロスを入れることも可能です。
クロスを剥がした分は新規にラミネートします。
この下地処理の方が綺麗に上がります。
修理を再度修正
ボトムの凹みはクロスを当てて平らになるように修正し、
レールの古い修理部分は一度剥がして、
再度色を合わせたりして綺麗に修理をし直します。
デッキの極端な凹み以外は直すと樹脂で重くなるだけなので
平らにするのはボトム側です。
全面修理とボトムの凹みを修正し、
サンディングして、綺麗に平らにならして
仕上げ樹脂を流したらこんな感じです。
仕上げのサンディングと水研ぎして今回は終了。
バフがけすればもっとピカピカになりますよ。
2層ラミネートの場合
黄ばみは樹脂の表層部分に多いので
さらに綺麗にしたい時、ラミネートが2層の場合は
一層分のクロスをサンディングして再度ラミネートを施します。
このレストアの場合はかなり新品に近い感じで仕上げることも可能です。
黄ばみを防ぐために 
使用後は、下記の保管方法がいいですね。
- 真水(水道水)で塩水を落とす。
- 水分をよく拭き取る。
- 光を通さないケースに入れる。
- 冷暗所で保管する。
レストア代金 (PUクリアの場合)
大きな修理がなければ 28000円税別
表裏一層サンディング+再ラミネートの場合は 38000円税別
バフがけ プラス5000円
大きな修理がある場合は加算は別途です。
ボードの状態によっては期待に添えない場合も有ります。
大切なボード蘇らせます!