南房総に越してきて1年がたちました。
気になっていた場所があったので行ってみました。
南房総市千倉町にある高家(たかべ)神社です。
行ってみると、なんと料理の神様と言われています。
なぜかというと…
料理の神様として祀られる
磐鹿六雁命(いわやむつかりのみこと)
『日本書紀』によると、磐鹿六雁命(いわやむつかりのみこと)は、景行天皇(日本武尊の父)の東国巡幸(現在の千葉県鋸南町勝山)の際にカツオと白蛤をなますにして差し上げたところ、大変に気に入られお褒めの言葉を賜った。
その料理に功績の故に、磐鹿六雁命とその子孫は天皇の食事への奉仕を任されるようになっという記述があります。
昔、膳は「かしわで」と読まれていました。その理由は、食物は「柏の葉」などの木の葉に盛られて供されていたからです。つまり膳(かしわで)は食器の一種で、直接食物を乗せるものを意味していたのであります。
磐鹿六雁命には、料理を司るという任務が与えられたので、そこから膳臣(かしわでのおみ)の姓が与えられたと考えられます。
また、磐鹿六雁命は、大いなる瓶(かめ=べ)に例えて、高倍さまとして醤油醸造・調味料の神としても祀られています。
この日本で唯一の料理の神をヒゲタ醤油が千倉町の高家神社から分祠した高倍(たかべ)神社が、蔵の前にお祀りしてあります。
磐鹿六雁命は日本料理の神様とみなされるようになり、現在では高家神社(千葉県南房総市)、高椅神社(栃木県小山市)、高橋神社(奈良県奈良市)で、磐鹿六雁命は料理の神として祀られています。
特に日本料理人の中には、磐鹿六雁命を料理の神様として敬意を払い、祀り続ける者が少なくないです。
ご祈祷とは
神職が皆さまと神さまとの仲を取りもち、皆さまの願いを神さまに祈り捧げる儀式です。
神さまがまつられた拝殿にあがり、身を清め、神職を通じて願い事を届けるため、もっとも丁寧な参拝方法とも言われています。
それに対して、お賽銭を入れて拝礼するのは略式参拝(一般参拝)。
日本では古くから、人生の節目や転換期に神さまに祈願と感謝を伝えることで、より善く生かされると信じられてきました。神前にて頭をたれ、日々の無事と健康に感謝し、成就させたい願いを胸に抱いてご祈祷をお受けてみてください。
アクセス
高家(たかべ)神社
〒295-0012 千葉県南房総市千倉町朝夷164
電話0470ー44ー5625(社務所)
駐車場も広いです
まとめ
こちらに遊びに来た際は、また気になる方は一度行ってみてください。