移住して、早一年。
まだ、引越の荷物もほどけていないものがあり、
片付けも全然終わっていません。
印刷の仕事場とサーフボード制作の作業場を作ったり、
仕事環境を整えたりでするのに時間がかかりましたね。
市の新規開業者の支援補助金を使うのに
申請が降りるまで備品機械の購入はできないし、
元々納屋であった所に作業場を作ったので
動力等の電気設備申請が遅れ時間が過ぎてしまった事が遅れた原因です。
一年を振り返って
さて、一年を振り返って感じた移住についてのお話しをします。
個人的な感想となります。
移住にはやっぱり子どもが小さいうちに
子どもがいるとなにかと集まる場所があるので、すぐにお友達ができます。
自然と地域に入りやすく、お友達ができればより深く地域に関わることができるので、
一人で移住するよりは地域とのハードルはかなり低くなります。
田舎は相互扶助が原則
皆の協力がなければ地域が成り立たず、
何代にもわたってこの地で生きている地元の方々は入植した方を除けば、
血縁関係が近い方が多いはずです。
皆に挨拶、いただいたらお返しする、皆で助け合うことが必要です。
祭りは最大のイベント
地域の絆を繋げるのは祭祀です。
地区ごとに神社、神輿・山車があり、
お囃子があって代々受け継がれています。
お祭りは子どもがメインなので、
学校から帰ってから太鼓、笛の練習を1ヶ月前からします。とても楽しいので、参加することをおすすめします。
仕事と身入り
都会で生きている人は田舎だから何とかなることは絶対ありません。(悲しいですが)
田舎には都会のように仕事はありませんし、
私のように都会の仕事を生活の半分以上持って移住計画し、
残り半分は地域の仕事を自ら創造しなくてはなりません。
時間給で働いていたら食べていけないから、
田舎を離れる若者が多いことに気が付きました。
生活費
生活に関しての価値ですが、都会は着飾り、
見栄を張りチヤホヤされて気持ちよくなることに
お金を使うことが多いですが、
田舎はそんなことをしても何の意味もありません。
都会は遊びに行くにもお金がかかるしお金を使わないと楽しめない。
田舎は生活自体が楽しいので、すぐ海、すぐ山、青い空、青い海、山吹色の春の山。
そこでの遊び方は季節で色々あってやることたくさん。
車も軽自動車が一番。
ちょっとした距離も長いし、靴には土がいつもついてますから。
美味しい肉、魚、野菜は紀伊國屋?コストコ?にある?
田舎で旬のものを食べるといつも感動します。こんなに美味かったのか。
人生損をしてたかもしれない。
意味の無いお金をそぎ落とせばかなり、
ミニマムな生活で十分楽しい。
家族4人で家賃光熱費を除けば20万円以内も可能です。
田舎の人と都会の人の違い
「小さい時は嘘をついてはいけません。人のためになる人になりなさい。」等、
親に言われて育ったはずですが、大人の世界に入ると全く逆で、利益優先、個人主義。
そんな感じがイヤで都会を離れる事を考えたのでは無いでしょうか!?
田舎には魂・心があります。
自分らしく人生を楽しめるそんな場所があります。
移住場所をどうやって探す?
先ずは気になる場所、好きな場所に実際行って感じてみるのが一番。
良い物件があっても気がすすまなければやめた方が良いと思います。
ピンと来る場所があるはずです。それはあなたを呼んでるから。
移住情報はこちら 外部サイトへ行きます。
一般社団法人 移住・交流推進機構
館山南房総 移住定住 田舎暮らしお手伝いNPO
そんな場所が無い人は移住に向いていないのかも知れません。
アレとあれがあればなんて言ったって、無いのが田舎なのですから。
場所が決まれば役所に相談に行くのもお忘れ無く。
良い情報が入手できるかも知れません。
子どもの教育
これから先、勉強して良い大学を出て就職しても、
時代が変わってひとつの仕事を続けて居られる人はほんの少しじゃないでしょうか?
ネットの環境があれば、どこでも情報は入手できるし勉強もやる気次第。
移住を考えているあなたのご子息ですから、そうですよね。
まとめ
いよいよ2年目。思った事を行動に移す年です。
今年はどんな年になるか楽しみです。