用途によって使い分ける2種類
ポリエステル樹脂は
パラフィンが入っている物を「インパラ」
ノーマルな入っていない樹脂を「ノンパラ」
何が違うのかというと
樹脂にパラフィンが入っていないものをさし
ノンパラは樹脂は硬化の際
空気中の水分の影響で表面は完全硬化せず
空気に触れている表面層は
とベトつき
ペーパー等のサンディングも
ベトつきが絡んでなかなか削れません
クロスを巻くラミネートの際は
のノンパラを使用し
外側の仕上げ樹脂はインパラを塗ります
では、インパラはパラフィン入りの樹脂で
硬化の際
パラフィンのみが表面に浮いて
空気中の水分を密封するので
表面がカリッと硬化し
ペーパーでサンディングも容易に可能なる樹脂です
ノンパラは接着性が上がるので
最初のラミネートに使用し
仕上げのペーパーを使用段階では
インパラを使用する
というように使い分けます。
修理はほとんどの工程で
樹脂をペーパーで整える必要があるので
インパラを使用します
写真はノンパラでラミネートした後
ボックスを明けクロスを当てた後
サンディングをするため
インパラ樹脂でコートしています
購入の際の注意点
サーフショップ等で購入する樹脂の
殆どはインパラで販売していますが
通販などで購入の場合は
ノンパラの場合もあるので
注意が必要です
ノンパラ樹脂でもパラフィンを入れれば
インパラになります
通販でパラフィン(空気硬化剤)として
販売され
パラフィンの混合比率は2%程度です