千葉南の千倉ウエルシア前でオーバーヘッドのセットをテイクオフ
肩がきれて潮が溜まってホレホレだ! まきまきかも知れない。
のつもりが…。
ちょと遅れてテイクオフローラーコースターで大失敗。
ここは、アウトに人口リーフが入っていて急に掘れ上がる波。
だいぶまかれて、リーフでおしりをヒット!
何か揉まれながらも軽い引きが、ツンツンとあり
ボードがかなり小さくなってます。

折れてしまった!

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ボードを処分するのはもったいないのでリペアしてみることに決定!

修理方法

同じようなロッカーのボードにシートを被せて
クサビで高さを調整してロッカーを合わせ樹脂で仮止め
ちなみにこのボードはepsです。

硬化までエポキシは樹脂のダレが多いので下側には
養生テープでダレを止めます。(ズレないようにも必要です)
硬化後、更に平らにするためQ-SELをまぜまぜして
剥がれたクロス分を補います。

デッキ側は継ぎ目が目立たないので
クロスを2枚重ねで処理。
ここからが重要です。


ストリンガーが折れてしまっているので
強度がかなり低下しております。
補強のためにロービングを埋め込む事に!  ロービング(ガラスクロスの紐、繊維)
ボードの特性は犠牲にしても、この際しかたありません。


8本を束ねて両端を結んだロービングを
左右7束入れることにしました。
トリマーを使って約4cm穴をあけます
折れた所からだいたい上下8cm程度、こんな感じで穴をあけ
そこにエポキシ樹脂とロービングを入れて補強ストリンガーにします。


多分PUボードについてもエポキシ樹脂で処理したほうが
柔軟性と強度からみてもいいと思います。

修理後の結果

幸いテール部分は色帯がついていたので
同じ色で刷毛塗りしてだいぶ目立たなくなりました。
強度はバツグンです。修理箇所も目立ちません。
少し後側が重くなりましたが
PUボードと比べると同じぐらいの重さです。
樹脂とクロスでだいたい400g位ですかね。

同じスペックのボードを製作

結局、かなり調子のいいボードだったので、すぐに作り直して、
ボードをリペアすることを諦めていたので、
修理前に同じスペックのボード自分のを含め
2本作っちゃいました。右端のボードは先輩のです。

このボードの特性は

50才以下の方厳禁のスペシャルボードです。
テイクオフが早いのは当然です。
ロングボードのテイストをノーズ部分に入れております。
浮力も当然有ります。
ローロッカーなのでマイコントロール重視です。
EPS特有の反発を利用してトップアクションがキレキレです。
50才以上厳禁なのでその辺は、少しあんちょこ。
しかたありません。

そして、更に発見!

このモデルはテール幅が広いので
現在、MRツインスタビライザーを試しております。
フロントは多少ボトムからトップで抜け感があるものの
慣れれば気にならないぐらいです。
それ以上に、バックサイドのボトムターンからトップアクションへの
距離が短くなった事を感じます。
より、鋭角にターン出来る感じです。


オヤジサーファーはとかく柔軟性が欠けているのでとてもいい事を発見です。
体が曲がらないので、ギアで勝負ですね!
そして、このフィンが凄いのは…。
普通トライフィンセッティング位置とツインフィンセッティング位置は
違うのに、トライボックスに付ければ
ほぼ良い位置にツインセッティングが出来ることです。
そんなこと、パンフレットには書いてありませんよー。

テール幅が広いボードをお持ちの方は是非試して下さい。
違ったサーフィンが出来ると思います!

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